本年度アカデミー賞の主演男優賞・脚本賞を受賞した作品
MILK(ミルク)を観てきた。
8日間で3回も劇場に足を運ぶのはすごいペース。
しかも全部ひとりで鑑賞。
どんな映画かというと、
アメリカ初の同性愛者を公言して議員になった
ハービー・ミルクって人のドキュメンタリー映画。
主演のショーン・ペンは
町山智浩の言ってた通り良い演技だった。
馴染みが薄いゲイ・レズビアンの人権がテーマで内容もまぁ良いんだけど、
俺は日本に生まれ、育ったのが原因か特に同性愛者に対する考えも
ろくにないから、感情が揺さぶられることもなく終わってしまった。
そもそも2時間の映画にまとめるにはボリュームがありすぎで、
3時間映画にして、同性愛をよりクローズアップした方がいいと思った。
評価は ★★★☆☆ 。
最近観た映画はどれもパッとしなく、
今日の映画の後半は、
俺は感情移入をすることを忘れてしまったのか、
だから映画を楽しめれなくなっているのか、
いや、家のDVDで観る黒澤・タランティーノ作品には興奮するぞ、
なら、こいつらを作ったやつらがダメなんだ。
と自問自答していた。